産後の骨盤体操のやり方

産後は骨盤体操で開いてしまった骨盤を正しい状態に矯正しましょう。出産するとどうしても骨盤が開いてしまいます。元に戻すのは至難の業です。しかしほっておくと体型が崩れて、体重が戻らない、体調を崩しやすい体になる可能性もあります。

産後の骨盤体操をいくつかご紹介します。まず、おならを我慢するようなイメージで、肛門をギュッと締めます。肛門の収縮が確認できたら、次は膣と尿道をおしっこを我慢するようなイメージで締めます。

お腹、足、腰などに力が入らないように注意しながら、5秒から10秒間ギュッと締めたら、力を抜きます。お腹に手を当てると分かりやすいと思います。締めて緩めての動作を数回繰り返し行ってください。

もう一つの産後の骨盤体操は、ゆっくりと息を吐きながらお尻を上げます。お尻をキュッと締める感じで、内腿に力が入る様に意識して上げてください。肩、背骨、膝が一直線になるまで腰を上げます。

腰を上げたら、その姿勢を3秒間キープして、息を吸いながらゆっくりと下ろします。最初は5回くらい、慣れてきたら6回、7回と少しずつ回数を増やすようにしてみましょう。

四つん這いになって行う方法は、まず腕と脚を肩幅に開き、背筋を伸ばして四つん這いになります。そしてゆっくりと息を吐きながら、右手と左足を水平になるように持ち上げます。このとき、手と足の指先まで真っ直ぐ水平になるように意識して行ってください。そのままの体勢で5秒間静止します。

終わったら、また四つん這いになって、今度は左手と右足で同じ動作を繰り返してください。左右3回から4回行うのがベストです。腹筋に力が入っているイメージを持って行うことがポイントです。

この骨盤体操は、バランス感覚のトレーニングにもなります。初めはふらついても、少しずつ慣れてくれば、ふらつくことなく真っ直ぐな状態で静止することができるようになるでしょう。

ボールを使った産後の骨盤体操

ボールを使った産後の骨盤体操は、太ももの内側で膝のやや上の位置にボールを置いて挟みます。ボールは、サッカーボールくらいの大きさが適当ですから、小さめのバランスボールを使うと良いでしょう。

膝は軽く曲げ、太ももの内側を締める様に力を入れて、ボールを両側から押します。太ももの内側と恥骨に力を入れるように意識して行ってください。

5秒間ボールを挟んだら、力を抜きます。この繰り返しで10回くらい行うようにしましょう。太ももの内側を鍛えることで、骨盤のゆがみ予防になります。膝関節に掛かる負担を軽くできる効果もあるので、膝が痛い方にもおすすめです。

産後の開いた骨盤はこのような骨盤体操を続けることで正しい位置に矯正されます。産後の骨盤体操は、運動不足も補ってくれますし、基礎代謝を上げることで自然に太りにくい体質になるので、産後太りを防ぐことができるのです。

最近では太ることを心配して、妊娠・出産をためらう女性が多いそうですが、産後の骨盤体操を行うことによってダイエット効果が期待でき、妊娠前よりも綺麗な体型を作ることも期待できるのです。